PS2 近代化計画

概要

2014 年には PS4 が発売になるので、記念に PS2 を近代化のためのツールをまとめておく。

近代化対象項目は以下のとおり。

対象とする PS2 は、HDD を搭載可能な SCPH-50000 とする。持っていない人は中古で安く買えるので、買い換えるといいと思う。

HDD を搭載するには、ネットワークアダプターも必要になるので、BB Pack 以外の PS2 の場合は、別途購入のこと。

PS2 (ネットワークアダプター) は、もはや絶滅したと言ってもいい IDE の HDD にのみ対応しているため、これを SATA の HDD を使用できるようにする。(ちなみに、SATA に対応した大陸製のネットワークアダプターも存在しているが、使ったことがないので紹介は避ける。)

使用するのはこれ。

このアダプタを使用して、2.5 インチ SATA HDD を 3.5 インチ IDE HDD に変換する。要するにこれは、3.5 インチ IDE HDD の形をしたコンバーターだ。これに 2.5 インチ SATA HDD を突っ込んで使用する (下記のHDDは参考画像、相性は未検証)。

これで SATA HDD 化は完了だ。

こっちに詳しく書いた。

いまどき S端子だの D端子だのは使用したくないので、HDMI ケーブルを使用できるようにする。これも HDD といっしょで、変換アダプターを使用するだけ。

もうコントローラーはワイヤレス以外考えられないので、ワイヤレスコントローラーに変更する。PS2 付属のコントローラーは有線タイプだが、PS2 用ワイヤレスコントローラーも発売されている。残念ながら、もう新品を手に入れるのは難しくなっており、中古でもプレミア価格のものが多い。

安いのを見つけて入手すること (海外の Amazon だと新品を安く買えるかも)。

SONY は最後まで大容量メモリーカードを出さずに、たった 8MB のメモリーカードでぼったくり商法を続けたが、実は大容量メモリーカードも非純正のものながら存在している。

さすがに信頼性に不安があるので、純正と併用して不要になったセーブデータを大容量メモリーカードに退避するような使い方のほうが懸命かもしれない。

ここまでやれば、レガシーハードながら、だいぶましなハードになったのではないだろうか。PS2 はアーカイブス化がぜんぜん進んでないので、もう少しだけ働いてもらいましょう。