去年の暮れに買った iPhone 7 Plus、買った当初から Siri が全く反応しない。おそらく初期不良なので、修理に出せばタダで直してもらえるのだが、修理に何日もかかるのが嫌で、いままでずっと放置していた。そうこうしているうちに、もうすぐ保証も切れそうなので、重い腰を上げて Genius Bar に行ってきた。
ネットで Genius Bar の予約をして、iPhone のバックアップもしっかり取って、満を持して行ってきたのだが、ものの 1時間で修理が完了した。これには本当に驚いた、最低でも 1週間はかかるだろうと思っていたのに・・・。
Genius Bar は、ネットからはほとんどネタみたいな悪評しか聞こえてこなかったが、実際に行ってみたらそのすばらしさに感動した。まず、受付から終わりまで、すべてが iPad(iPhone) で完結するようになっていた。故障した iPhone 本体の診断も、もちろんすべて自動化されている。その自動診断で、マイクの不具合が一発で検出されたのには本当に感動した。きっとソフトウェア開発に関わっている人なら、このすばらしさを理解してもらえるだろう。
今回の不具合の原因は、液晶画面に内蔵されているマイクの不具合だったらしい。なので液晶画面の交換だけですぐに直った。この交換作業が 1時間程度、すばらしく速い。てっきり工場に送るんだと思っていたら、簡単な修理なら Apple Store でやってしまうようだ。
これがもし老害・無能が跋扈する日本の大企業だったらどうだろうか。診断に数日、結果を知らせる電話がかかってきて_| ̄|○、修理にさらに 1週間だ。しかもその修理は、技術者が残業して急いで修理します!(^_^;)、だろうな。マンパワー立国日本万歳だわ。まあ、全部おれの想像だけど。
Genius Bar がすばらしいのは、今回のことでよくわかったけど、とりあえず Apple には初期不良がないようにしてもらいたいものですね。