ポケモンで英語学習

2016-04-06   game  hack 

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多くの日本企業が全力疾走で英語化に向かっている昨今だが、自分もそんな波に完全に飲み込まれて、英語に四苦八苦しながら日々の業務をこなしている。もうこの流れは、少なくともエンジニアにとっては、完全に逆らえないレベルになってしまっていると思う。要するに、もうあきらめて英語を勉強するしかない、ということだ。

かくいう自分も、なんとかなるかなとだらだら引き延ばしてきたが、さすがにそれももう限界に達しつつあるので、覚悟を決めて本格的に英語学習を始めることにした。とりあえず単語から覚えようということで、イラストで英単語を説明しているサイトを仕事の合間とかに眺めるようにしているのだが、それを目にした職場のアメリカ人が「それほとんどポケモンの技の名前じゃん」みたいなことを言ってきた。たまたまポケモンの技の名前と同じ英単語がそのページに並んでいただけなのだが、それを聞いてハッとした。

だったら最初からポケモンで英語の勉強したらいいじゃん。

勘のいい人ならもう気づいたと思うが、最近のポケモンは言語設定ができるのだ。ポケモンの言語を英語に設定変更してプレイすれば、最高の英語学習教材になる。幸いうちには積みゲーにしてた「ポケットモンスター Y」があったので (1時間くらいで止めてた)、早速これの言語設定を変更してリスタートした。

ちなみに言語設定変更方法は以下のとおり。

タイトル画面で「上+B+X」同時押し (ただし既存のセーブデータはすべて消去される)

現時点での最新作「ポケットモンスター オメガルビー」「ポケットモンスター アルファサファイア」でも言語設定は可能なようだ。

英語にしてちょっとプレイしてみた感想だけど、キャラクターが何しゃべってるのかぜんぜんわかんない・・・。まあおれの英語力が壊滅的なのが原因なのだが・・・。ただ少なくとも普通に勉強するよりはずっと楽しい。

「家に帰ったら英語の勉強しろ」って言われたら so heavy だけど、「家に帰ったらポケモンやれ」って言われたらどう? 遊びながら勉強ができるというのは非常に大きい。 ゲーミフィケーションというか、ポケモンはまさにゲームそのものだ。何の思い入れもない英語のドラマや小説を教材にするより、思い入れのあるポケモンを教材にしたほうが、学習もはかどるのではないだろうか。

英語教材として使用するにあたって、アメリカ人に「英語版ポケモンの翻訳レベルってどんなもんなの? “All your base” じゃない?」と尋ねてみたところ、その点はまったく問題ないそうだ。まあアメリカでもあれだけ人気が出たゲームの翻訳レベルが低いわけないよな。そんなわけで、安心して英語教材として使ってもいい。

It’s super effective! (こうかはばつぐんだ!)