概要
例えば、おれが A から B に替えたとする、かつ B のことについてのみ紹介した場合。このとき B だけの情報を与えられた状態で、A と B の選択肢を与えられとしたら。はたしてどちらを選択するだろうか?
そこには「A がだめだったから B にした」、という情報はどこにもない。おれが伝えるべきは、B 自体よりもそこに至るプロセスなのではないだろうか。B のことのみを紹介しても、伝えたいことの半分も伝えられていないのではないか。
それを踏まえて、今回は Before - After の After だけじゃなくて、Before から After に至った経緯とかをひっくるめて、いままで惰性や我慢で続けていたものを、別の物や方法に替えて快適になった話をまとめてみた。
もちろん、ここに書いてある After が完成形というわけではない。むしろ今後も継続的に改善してく必要があるだろう。ほっといても世の中はどんどん進歩していくし。
以下、その Before - After のリスト。
チェーンの自転車を、ベルトドライブの自転車に
いままでずっと普通のチェーンの自転車に乗ってたけど、チェーンが弛んだり錆びたりするのが嫌で、新しいのはベルトドライブのやつにしてみた。
乗り心地は別にそんなに変わらないだろうと思ってたけど、実際に乗ってみて完全に考えが変わった。非常に軽快で、軽快すぎてもう降りたくないと思うほど。しかもあれがメンテナンスフリーだという。エンジニアにとって、このメンテナンスフリーという言葉ほど魅力的なものはない。
シティーサイクルとしては結構な値段 (6万円くらい) だったけど、これだけ快適になるならむしろ安いわ。そもそもおれは最低でも 10年は同じ自転車に乗るから、メンテナンスフリーでこの快適さが継続するのなら安いもんだ。
おそらくもう二度とチェーンの自転車は買わないと思う。
紙の雑誌を、楽天マガジンに
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雑誌読み放題系サービスが開始されて以来、紙の雑誌は一切買わなくなった。約500円/月で山ほど読めるんだから、紙の雑誌を買う意味がない。最近は雑誌の立ち読みすらやめた。家にいても楽天マガジンで好きなだけ読めるから、わざわざ立ち読みしている時間がもったいなくなった。
この読み放題サービス自体も、ビューン → dマガジン → 楽天マガジン、と乗り換えてきたが、いまのところ楽天マガジンが一番気に入ってる。dマガジンはアプリのデザインが美しさの欠片もなくて使うのが苦痛だったけど、楽天マガジンはけっこうきれいにできている。
雑誌のラインナップは、おそらく dマガジンが一番いいだろうけど、おれは楽天マガジンで読めないような雑誌は読まなくていいと考えるようにした。配信先限定商法に関わるつもりはない。
雑誌を月に 1冊でも買う人には、読み放題サービスを検討してみてほしい。
iTunes を、Google Play Music に
iTunes だと Apple 縛りがきついので、可能な限り早くやめたいと思っていたところに、Google Play Music の日本でのサービス開始のニュースがやってきたので速攻で乗り換えた。
800円/月くらいだけど、聴き放題のサービス込みだから、iTunes Store でちょこちょこ購入するよりは安いだろう。
これのおかげで、iOS、Android、Mac、Windows を問わず、あらゆる環境でプレイリストを共有できるようになった。ブラウザさえあればどこからでもプレイリストにアクセスできる。これは本当にありがたい、いい時代になったものだ。
一番うれしかったのは、Windows 版 iTunes という壊滅的なアプリをインストールしなくてよくなったこと。あれはほんとこの世の終わりみたいなアプリだわ。考えられないくらい重い上に、iTunes をアップデートすると、なぜか OS の再起動まで要求されるからな、尋常じゃないわ。最近、購入した Windows PC には、iTunes はもうインストールしていない。今後は iTunes が必要になったら、MacBook の iTunes を使っていくことにした。
Google Play Music 最高。
有料ストリーミングサービスを、YouTube に
某 Jazz 系ストリーミングサービス使ってたんだけど、長く使ってると同じような曲ばっかり流れてる気がしてきてやめた。あと致命的なのは、嫌いな曲を飛ばせない点。これなら YouTube のほうが遥かに快適だと気づいた。金払って嫌いな曲聴かされるんじゃ、たまったもんじゃない。
いまは YouTube の適当なプレイリスト見つけて部屋の BGM にしてる。有料サービスやめたけど、YouTube でもぜんぜん不満はない。
大手通信サービスを、IIJ に
自宅の光と携帯を IIJ にまとめた。おかげで通信費が全部で月 5,000円で済むようになった、これはほんとにありがたい。前は倍以上払ってたんじゃないかな。単純に 5,000円/月節約できるとして、一年で PS4 Pro 買える計算になる。
MVNO に移行するかどうか悩んでる人は、
- 大手キャリアのわけのわからないおっさんの給料のために 6万円/年を寄付するか
- PS4 Pro を買うか
好きな方を選んでほしい。
一時期、IIJ ひかりが使い物にならないくらい遅くなった時期があったが、いまは安定して 50Mbps 以上出ている (今計測してみたら 110Mbps 出ている)。これだけ速くて、かつスマホと合わせて月 5,000円で済むんだからほんとにいい時代だ。
欲を言えば、光がもう一段階安くなってくれたら嬉しいのだが・・・。
ちなみに回線速度計測には、fast.com がおすすめ。NETFLIX が提供してるやつ。
HTML を、Markdown に
ここのブログも Markdown で書いてるけど、別に作ってるサイトもちょっと前に HTML から Markdown に書き替えた (HTML は Markdown から自動生成する)。
HTML に限らず、あらゆる文書は可能な限りすべて Markdown で統一してほしい。MS Word なんかもう無用の長物でしかない。いま特別な理由もなく MS Word とかで文章を書いているなら、なにかがおかしいと考えたほうがいい。
役所とか特に Office 系ソフトで無駄に冗長なドキュメント作って時間と税金を浪費しているようなイメージがあるけど、ああいうとこほど全部 Markdown でドキュメント作るようにするべきだ。Markdown なら冗長なドキュメントにならない (できない) し。
おれは MS Office で冗長なドキュメント作ってる連中とは心底関わりたくない。あの人らが作るセンスの欠片もない「真っ黒罫線びっちびちドキュメント」は見てるだけで頭痛がしてくる。
- 軽い
- メンテナンスしやすい
- Office 系の冗長なソフト不要
と、Markdown には巨大なメリットがある。
おれの職場は完全に Web ベースのドキュメントに移行済みで、MS Office を起動する機会はほぼなくなった。Web に上げない文書も Markdown で作成するのがほとんど。MS Office を使わなくなって困っていることは一切ない。MS Office に依存しすぎた仕事は、それ自体の必要性を疑ったほうがいい。
プレーンテキスト万歳。
物理媒体を、電子媒体に
本に限らず、音楽、ゲームなど可能な限りすべて。本は Kindle、音楽は Google Play Music、ゲームは PS Store で DL 版を購入、など。電子媒体のいいところは、現実空間を汚染しないこと。
本とか DVD とかゲームを部屋に並べるのは、おれにとっては部屋の汚染だ。そういう意味で、電子媒体は圧倒的にクリーン。現実空間を汚染せずに、仮想空間だけを拡張して、結果的に現実も拡張している。個人的にはこの感覚がとても気に入っていて美しいと感じているのだが、この感覚はわからない人には全然わからない。
ほんと全然理解してもらえないんだよな・・・。
有線を、無線に
配線をきれいにまとめる系 Hack の記事とかよく見かけるけど、最もきれいに配線をまとめる方法は、無線化することだ。配線は見えないようにしない限り、なにをどうしても汚い。ケーブルボックス等で隠す方法もいいけど、そもそもケーブルが物理的に見えなくなる無線化がベスト。
そういう意味で、無線化は圧倒的な正義だ。ピュアオーディオ勢でもないくせに、iPhone 7 のイヤホンジャック廃止にぐだぐだ言ってる人は、一度 Bluetooth イヤホン使ってみたらいい。
ケーブルはたとえ 1本でもないほうがいい。ケーブルは 1本でも減らせるならそうするべき。
大きくて重いバッグを、小さくて軽いバッグに
もともとバッグは皮製の A4 サイズが収まるくらいの大きさのを使っていた。結構高いやつで品質もいいし気に入って使っていたのだが、なにしろそのバッグ自体が重い。
そもそも会社に持っていく物がそんなにあるわけでもないのに、わざわざ大きめのバッグを使っていた理由は、会社から食料を持ち帰るためだ。わけあって食料はほぼすべて会社から調達しているので、それを持ち帰るバッグが必要なのだ。会社が食事を提供してくれているおかげで、食費はほぼゼロに近い。非常にありがたい話ではあるのだが、さすがに毎日重いバッグを持ち歩くのに疲れたので、これを改善した。
[ウォーリー] トートバッグ WHOLLY柄 縦型手提げ 1801-3L74-01 グリーン
メインを小さくて軽いボディバッグにして、かつ食料を持ち帰るときはサブのエコバッグを使うようにした。食料は毎日持ち帰るわけではないので、これをエコバッグに分離したわけだ。
『コートエシエル ボディバッグ ISARAU』はシルエットも美しいし、大きさもちょうどいい。もちろん十分に軽いし。もっと安くて似たようなのもあったけど、美しいものに勝るものはないと思ってこれにしといた。
持ち運ぶものは可能な限り小さくて、可能な限り軽い方がいい。当たり前の話だな。
厚い長財布を、薄い二つ折り財布に
財布にやたらポイントカードやらクレジットカードやらを入れて持ち歩くのをやめた。邪魔くさいし、なにより落としたときのリスクが無駄に高くなる、絶対落とさないけど。
ポイントカードは貯まるものだけを厳選して、かつ普段は持ち歩かないようにした。使うときだけ財布に入れて外出する。つまり、買い物に行く目的で外出するときだけ持ち歩くようにしたということだ。
クレジットカードとキャッシュカードも、持ち歩くやつを 3枚だけに絞って財布に入れるようにした。ほんとは 1枚にしたかったけど、いろいろあっていまはこれが限界。
小銭は可能な限り入ってこないようにして、持ち歩くのもやめた。クレジットカードや電子マネー支払いを活用するようにして、それでも入ってきた小銭は前に使ってた長財布の小銭入れに入れて保管。ある程度貯まったら、ATM から預金口座に入金するようにしている。もちろん、長財布は普段は持ち歩かないで家に置いてある。
現金は千円札のみを 10枚程度持ち歩く。高額の買い物はすべてクレジットカードを使うので、1万円札は持ち歩いても使い道がない。カードが使えないとこで高額な買い物はしないので、千円札だけ持っていれば十分だ。
まとめるとこんな感じだ、
- クレジットカード・キャッシュカードを厳選
- ポイントカードも厳選して使うときだけ持ち歩く
- 千円札のみ 10枚だけ持ち歩く
- 小銭を増やさないような買い物の仕方をする
- 入ってきた小銭は家に保管し、ある程度溜まったら ATM に突っ込む
これだけ制限があると不便になるかと思ったけど、逆に快適この上ない。むしろいままでの無駄に冗長な長財布には戻れなくなった。長財布に山ほどカードやら現金やらを入れて持ち歩く、そんな時代じゃないってことだな。
口座振替を、クレジットカード支払いに
公共料金の口座振替を、すべてクレジットカード支払いに変更した。
口座振替に限らず、通販とかあらゆる支払いは可能な限り全てクレジットカード支払いにした方がいい。クレジットカードならポイントつくし、それで毎月一冊くらい本を買えたりする。口座振替とか現金払いなんてほんとなんのメリットもない。
昔はクレジットカードを使うのが怖いとか思ってたけど、いまはポイントも付かずにただ失うだけの口座振替のほうがよっぽど怖い。
等倍速を、2倍速に
VLC: オフィシャルサイト - すべてのOSにフリーなマルチメディアソリューションを! - VideoLAN
VLCはフリーなマルチプラットフォーム対応のマルチメディアプレイヤーであり、ほとんどのマルチメディアファイルと多くのストリーミングプロトコルを再生可能なフレームワークです。 Version 3.0.11 * Windows * 38 MB VideoLAN is proud to release the new major version of VLC for Android. A complete design rework has been done. The navigation is now at the bottom for a better experience. The Video player has also been completely revamped for a more modern look.
録画番組とか映画を観るときの再生速度の話。速読ってスキルがあるけど、倍速再生はその映像版だ。速視聴とでも言っておこうか。
これもなかなか他人には理解してもらえないけど、ぜひ一度試してみてほしい。面白い作品は倍速で観ても面白いし、慣れればなんの問題もない。1時間番組を 30分で消化できる方法があるのに、それをやらない理由はない。
実際、これができるようになっておれの生活はだいぶ変わった、もしこれができなかったらガンダムシリーズも観てなかったはず。好き嫌いを別にして、知っておくべき観ておくべ作品ってあると思うけど、倍速再生はそういった知識を吸収するのにも効果的だ。
PC 以外の再生機器だと 1.5倍速程度が限界だが、PC なら普通に 3倍速以上いける。普段は 2.8倍速で観てるけど、ここらへんが普通の人間の限界だと思う。ちなみに再生には VLC を使用している。これを使えば 0.1倍速刻みで再生スピードを指定できる。
これを始めてから、テレビもリアルタイムで観ることがほぼなくなった。年末年始くらいか、リアルタイムで観てるの。録画なら無駄な場面も全部飛ばせるし、なにより倍速再生できる。
照明を、オシャレ照明に
夜の間はなるべく照明を落として、部屋をあまり明るくしないようにした。加えて昼白色の電球、蛍光灯は可能な限り電球色に変更した。これはほんとに大事だ。昼白色のあの貧乏くささと、リラックスできなさは尋常ではない。自宅にあんな照明は一切不要だ。
斜に構えてこういうのを避けている人も、ぜひ一度試してみてほしい。もう無駄に明るいのに耐えられなくなるから。
アルカリ電池を、充電池に
正確にはマンガン電池もだけど。この間ついに、リモコンの中に残ってたやつも全部処分した。ゴミの分別めんどくさいから、早めに処分するにこしたことはない。これでもういちいち電池を分別してゴミに出すこともなくなった。充電池しかないので、電池が切れたら充電してまた使えばいいだけ。
Apple の Magic Keyboard はリチウムイオン電池内蔵で、単3電池すら不要になったけど、次はこんな感じで単3、単4電池自体を減らしていきたい。
普通の時計を、電波時計に
もうかなり昔の話になるけど、家中の時計を電波時計に替えた。今となっては別に大した改善でもないけど、当時のおれにとっては非常に画期的なことだった。これをやったことで改善のすばらしさを知った気がする。
時間を合わせるという不毛な作業がひとつだけなくなるだけだけど、それでもたったひとつでも不毛な作業がなくなることのすばらしさ、快適さを実感した。
年明けにこれらの電池をすべて交換するのが、いまでもおれの年始の恒例行事になっている。
ペットボトルを、水筒に
先日、会社の隣の席の人が、
毎日買ってるコーヒー代を一年分計算してみたら、PS4 Pro を買える値段になった
みたいな話をしていた。まさに一年前、おれはペットボトルを節約した金で PS4 を購入した。
「日々のコーヒーやペットボトル」と「PS4」、選ぶならどっち?
ちなみに、おれは日々のコーヒーやペットボトルを選ぶことを悪いとはぜんぜん思わない。思わないけど、おれは PS4 を選んだ、ってだけの話だ。
もちろんコーヒーと PS4 両方選ぶのも自由、ただおれはそれを浪費と呼ぶ。
あとこの PS4 に換算するって考え方、なかなか素晴らしいのではないか。とらえどころのない日々の細かい支出を、具体的な選択肢に変換して比較できるから。
ハンカチを毎日交換から、会社に保管に
以前は朝にハンカチをバッグに入れて、帰ってきてから洗濯機に放り込むみたいな感じで過ごしていた。これのどこが問題だったかというと、朝、バッグにハンカチを入れるのを忘れる日があるということ。
要は会社で使えればいいだけだから、いっそのこと会社にストックするようにした。
- 月曜日に一週間分+α のハンカチを持って会社に行く
- それを引き出しの中に保管
- その日のハンカチはストックしてあるものを使う
- 使った分は今までどおり毎日持ち帰って洗濯機に突っ込む
一週間分以上ストックするのが肝。これなら月曜日に持っていくの忘れても、次の日に持っていけば問題なし。完璧な作戦だ。
ちなみにおれは小さいオシボリタオルをハンカチ代わりに使っている。普通のハンカチよりこっちの方がぜんぜんいい。本当に必要なのは、ハンカチじゃなくてタオルだから。
卓上カレンダーから、カレンダーシールに
本の自炊を始めた頃から、紙媒体への病的な嫌悪感からか、卓上カレンダーや壁に掛けるカレンダーに耐えられなくなった。卓上カレンダーはデスクの上に余計なものが存在している感じがとにかく嫌で、いまはもうまったく使っていない。スマホのカレンダーで十分な人もいるだろうけど、視線を移動するだけで確認できる物理カレンダーには及ばないと思っている。
それで最終的にたどり着いたのがこのカレンダーシールだ。限界まで小さい上にシールなので、卓上カレンダーのように邪魔にもならない。簡単に剥がせるタイプのやつなので、剥がしたあとも汚くならない。個人的に究極のカレンダーだと思っている。
しかもこれ、各月が 2枚ずつあるので、これ 1つで家と会社の両方をカバーできる。さらに 2017年分だけじゃなくて、2016年10月から 2018年5月までと 1年以上の期間をカバーしているお得さ。すばらしいの一言だ。
ただこれ、2016年にあった木目のやつはもうないんだね。あれが一番よかったのに。
プラスチック製品を、非プラスチック製品に
プラスチック製品のなにがだめかというと、存在自体が安っぽいのだ。プラスチック製品は使っていて気分がよくない。例えば、
- アルミ筐体の MacBook Pro
- 安っぽいプラスチックまみれの国産ノート PC
使っていて気分がいいのはどちらだろうか?要はそういうことである。身の回りにプラスチック製品を増やすということは、その分だけ生活の質を落としていっていることに等しい。
もちろんプラスチック製品でも美しくデザインされているものもあるけど、それはごく一部の例外で、その他ほとんどはダサいし貧乏くさい。
何かを購入するときは、非プラスチック製品をまず検討する。
- 木
- ガラス
- 金属
これらは素材自体が美しいので、プラスチック製品をこれらで置き換えられないか検討する。
使い切れない量のものを、使い切れる量のものに
食品や消耗品の話。
昔はとにかく余ってもいいから量が多いほうがいいと考えていたが、大人になって使い切れることの大切さがわかるようになった。使いきれずに余るのは当然無駄であるが、それ以上に困るのは、余ったものはどんどん劣化していくという点だ。食品なら賞味期限、それ以外なら経年劣化や新製品の登場による型落ちなどがそれにあたる。
使い切れる量なら、適切なスパンで買い替えていけるので、デッドストック化による劣化を最小限に抑えられる。
まあ正直これ、いまだに失敗するときあるけどね・・・。