街の本屋

2018-03-18   society  life 

街から本屋やゲーム屋がどんどん消えているという話が聞こえてくるようになって久しい。先日も某有名ゲームショップが消えるという話を耳にした。

それで気づいたのだが、おれは本屋が潰れようがゲーム屋が潰れようが、なんとも思わないということだ。おそらくそれは、おれ自身が本屋やゲーム屋とは無縁な過疎地で育ったためであろう。もともとおれの人生には、そんなものは存在しなかったのだ。

だからむしろ、それらがなくても文化的に取り残されることのない現在のシステムの方が、よほどありがたみを感じるのだ。街から本屋が消えて文化がうんぬん言うけど、本屋のない世界で育ったおれから見ると、本屋がなくてもまったく困らない現在の社会の方が、はるかに文化的に思える

おれが異常なほど電子媒体に固執するのは、というより異常なほど物理媒体を拒絶するのは、物理媒体が手に入りにくい環境で育ったためなのだろう。おれにとって物理媒体とは、延いては本屋やゲーム屋のような物理媒体屋は、手に入らない文化の象徴でしかないのだ

物理媒体屋が潰れると作品との出会いがなくなるみたいなことを言う人がいるが、Amazon やネットそのものを使ったことがないのだろうか?出会いの場としては、ネットの方が遙かにすぐれている。

ネットや電子媒体は本当にすばらしい。おれのように過疎地に生まれたために、文化から取り残される人間はもういないのだから。