余韻を残せ

2016-11-06   game  life  design 

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先日、ペルソナ5 をクリアした。おれはペルソナ信者なので、信者補正が多分に入るが、ペルソナ5 はシリーズの集大成とも言えるほどすばらしい出来栄えだった。不満が全くないと言うと嘘になるが、傑作と言われた前作をも遥かに上回る完成度の高さに舌を巻いた。おれの中ではあらゆる RPG 作品を抑えて、過去最高の RPG 作品となった。

ペルソナシリーズに限らず、ゲームに限らず、あらゆるジャンルにおいて、優れた作品にはひとつの共通点がある。それは「余韻を残すこと」だ。優れた作品はそれを観終わったあと、読み終わったあとに必ず余韻を残す。この余韻を残せるかどうかこそが、その作品が優れているかどうかを決める鍵である。

ペルソナ5 が過去最高の RPG 作品であることは、いまおれの中に強く残っている余韻が証明している。

そのあまりのすばらしさに感銘を受けた反面、少し悲しくもなった。おれが生きているうちに、おれの人生の中で、おれ自身があれほどの完成度のものを生み出すことが、はたしてできるであろうか。

キュレーションをやりたくて始めたこのブログだけど、もし叶うのであれば、読んでくれる人に少しでも余韻を残せるブログにできたら言うことはない。

この余韻が少し収まったら、2周目を始めるとしよう。