靴ひもがほどけて結び直すのをもうやめにしたくて、イアンノットを覚えようとしたのだが、なかなかうまくできなくて頭にきて最終的に結ばなくてもいい靴ひもに取り替えた。
大体、2017年にもなって靴のひもを結んでる事自体がもうすでにおかしい。
最近のおれの中のキーワードに、
- ストレスはレガシーから生まれる
というものがある。「レガシー」とは「遺産」などといった意味であるが、IT 業界においては、
「古すぎてにっちもさっちもいかないもの」
といった意味で使われる。要するに「負債」のことだ。
靴ひもなんてのはまさに「レガシーシステム」の典型ではないだろうか。靴ひもがほどけて煩わしいのは、結び方以前にそんなレガシーシステムを使っている事自体が問題なのだ。
加えて、
- 問題を解決するには、まずはやめることから検討する
という鉄則がある。これに則って、靴ひもというレガシーシステムを完全に排除することにした。
- 靴ひもがほどけるストレスは、靴ひもというレガシーシステムから発生する
- そのストレスを解決するには、靴ひも自体をやめる
といった理屈だ。
結ばなくてもいい靴ひもの存在自体は以前から知っていたが、機会がなかったので使ったことはなかった。今回の件で思い出して使ってみることにした。購入したのは「CATERPYRUN (キャタピラン) 結ばない靴紐 75cm ジャガーブラック N75-JB」だが、他にも候補はあるようだ。個人的には「キャタピラン」で満足している。
靴ひもに限らず、レガシーシステムは即刻廃止だ。