はじめに
残念なことに、今年も多くの新卒新入社員のみなさんが、くそみたいな会社に就職したと思うが、おれもそのくそみたいな会社の先輩として、老婆心ながら新入社員のみなさんへのアドバイスをいくつかまとめてみた。
いままでずっとこの精神でやってきたけど、それなりに評価されているので、少なくとも間違いではないはずだ。
新入社員のみなさんには、ぜひこの精神で、いまのしょうもない日本の労働環境を、少しでもいい方向に変えていただきたい。
社会で戦うための武器
まず自分自身の武器を見つけよう
まず社会で戦っていくための武器を探してほしい。自分のそれはプログラミング技術だった。
武器を身につけてそれを磨こう
武器はなんでもいいけど、できればどんな職場でも通用するものがいい。いまの職場でしか通用しない武器は、自分の将来や可能性を縛る危険がある。
海外の新卒とか普通にプログラミングできたりするけど、日本の新卒はぜんぜんなにもできないことが多い。まず武器を身につけてそれを磨くことに集中しよう。
それでも最近のインターンとか見てると、普通に一部の社員よりできてたりするから、日本の学生も変わってきてるのかもしれないが。
丸腰で戦おうとしてはいけない
武器がないやつ、武器が弱いやつは悲惨ことになる。
丸腰のやつから死んでいく
以前、やむを得ない理由で在籍したブラックな職場に、上司に怒鳴られてる 40 超えたオッサンとかいたけど、見てられなかった。あのオッサンはいまだにあの職場で怒鳴られてるんだと思う、それ以外にできることないから。
武器がないうちはがまんするしかない
武器も装備しないで戦ったところですぐ死ぬだけ。
無能の代償は自分で払わなくてはならない
あの怒鳴られてたオッサンがそうだったように。
以下、武器を身につけてから
ここより以降の内容はすべて武器を身につけてから。
武器を身につけたあなたは相当強い
こっからが完全にあんたのターンだよ。
武器を身につけて横柄になろう
無駄に感じの悪い横柄なやつという意味ではない。昔のおれもあるときから急に横柄になったけど、いま考えるとそれは、武器を身につけたことで余裕ができたためだと思う。
おどおどするくらいなら横柄になったほうがいい
むしろそっちのほうが自信ありそうに見えて頼られる。実際に実力があればただの個性と見なされるので、嫌われることもない。
遅刻しよう
遅れそうになったら無理せずに遅刻しよう
遅れてもだれにも迷惑がかからないなら遅れてもいい。
だれも待たせていないなら遅刻しても構わない
遅刻しても問題ない日に遅刻したことに文句言ってくるやつは無能。無駄なルールを作って、無駄に守ることしか能力がないからそうなる。
無意味な時間厳守を求めるやつは無視しよう
もしくはあなたが持っている武器で簡単に倒せるはずだ。ただし経験値は入らない。
無視しよう
「無視」の重要性
敵対でも、説得でも、協力でもなく「無視」。完全に「無視」。自分の中の設定ファイルに ignore
を指定する。しょうもないやつは無視して一向に構わない。
あなたの心も穏やかになるはずだ。
職場でキレるやつはプロじゃない
プロは怒鳴りあわない
キレてきたやつに対してのみキレてよし
なぜならそいつはアマチュアだから。
昼休みになにをするか
昼休みにソリティアやってるやつはことごとく無能
もしくは完全に成長が止まったやつ。
昼休みにそいつがなにをしているかを観察するとそいつの能力がわかる。OSにプリインストールされてるゲームをやってるやつは無能、それ以外は有能な可能性あり。
ちなみにおれは寝てる。会社で寝るようなやつはうんぬん言ってるやつは、前述の無駄に厳しいルールを課すタイプの無能な。
ビジネスマン()
「ビジネス()」とういう言葉を使いたがるやつにろくなのはいない
昔実際に見たことあるけど、無駄に厳しいルールを課すタイプの無能だった。
ビジネスマン() = 無能
ビジネスマン() のバイブルとか言われてるマンガを読めばよくわかると思う。おれは読んだことないけど。
仕事や職場
仕事や職場をやたら厳しいものととらえたがる・したがるやつは害悪
これ。
実力がない代わりに厳しいものに耐えることで自分は有能だと思いたいやつが社会を無駄に厳しくしたがる
厳しさに耐えることしか能力がないから、やたら厳しくしたがる。もしくは厳しいおれかっけー、仕事できるアピール。
自分の仕事や職場を神聖視するようになったら危険信号
昔テレビで某プロスポーツ選手がこれに類することを話していて、「あれー?これはやばいぞー?www」と思ったら、案の定、それ以降まったく活躍できていない。
自分の実力に限界を感じて外部にすがるものを求めた結果が仕事や職場の神聖視
自分の実力こそがすべてだよ。
非効率な仕事
マネージメント力のない上司
まれに「部下は上司の考えを先読みして云々」みたいな主張を見かける。また、実際にそれを現場で主張している人もいる。
これは徹頭徹尾間違った考え方であり、そういった主張する人達にマネージメント力がないことの証明でしかない。「上司の考えを先読みして」動かないといけないなら、そもそもその上司の存在自体が不要である。
少なくともおれにとっての マネージメントとは「ほっといてもそうなるような仕組みを作ること」 であり、実際にそういうマネージメントをしている。仕組みが作れないようなマネージャーは無能であり、即刻立ち去るべきだ。
みなさんがマネージメントをする機会があったら、ぜひこのことを思い出してほしい。
メモ取れ厨は発見次第、毛髪を全てむしり取って頭皮に直接メモしてあげよう
そんなに重要ならマニュアル化して共有しろよって言ってた人がいたけど、まったくそのとおりだわ。
あと共有できない (されにくい) ドキュメントを作ってるのもアウト。おれの職場はすべて Web ベースのドキュメントに移行済み。
ホウレンソウ老害の口にはわさびでも突っ込んであげよう
こいつらは単に状況を把握したいだけなんだよ。把握して改善するならいいんだけど、こいつらは大抵把握してもなにもしないか、むしろ邪魔してくる。
魔法の言葉「それはおれが決めることだ」
やたらごちゃごちゃ介入してくるやつにはこう言ってやれ。これを言われたら黙るしかない。ちなみにおれは仕事で使ったことはない。
うざい飲み会を回避
飲み会は費用対効果が悪すぎる
5千円払ってまずいめしとまずい酒しか出てこない最悪のコスパ。可能な限り回避しよう。
本当に参加したいと思う飲み会にだけ参加しよう。
飲み会の幹事にされそうになったら「全面禁煙の店以外は予約しない」宣言
新人は幹事やらされることが多いけど、おれが新人のころに思いついたテクニック。
喫煙厨が幹事を強要されることから勝手に守ってくれる
喫煙厨もたまには役に立つ。
喫煙可能な店の予約を強要してきたら「じゃあおまえが幹事やれ」
ほんとおまえがやれよ。
もしくはここでこそ「それはおれが決めることだ」
いっそのこと伝家の宝刀を抜いてしまおう。
3年と言わずいますぐ辞めよう
なんで3年後なの? いますぐ辞めろ。妥協して3日後だ。
リスクを取る覚悟があれば、決定権は完全に自分にある
昔、「なんでおれはこんなに不自由なんだろう」と思ったことがあったけど、それはおれに「リスクを取る覚悟がなかったから」だということにある日気がついた。
リスクを取らないから、リスクを取る人間に決定権を持っていかれる。リスクさえ取れば、決定権は完全に自分の手の中にあるのだ。
自分で読み返してみると、こんなことやってるとろくな人間にならないような気がしないでもないけど、なにかの改善のきっかけくらいにはなってくれることを期待したい。実はいまの職場はかなり気に入っていて、上記のようなことはほぼ必要なくなったのだが、それでもいまがあるのは上記の結果だと思っている。
あと職場は気に入ってるけど、会社は嫌い。会社辞めたい、3年後には辞めたい。