2つの質問

2016-05-03   design  hack 

プレゼンだのドキュメントだの、他人に何かを伝えるものを作るときに意識するようにしているのが、次の2つの質問。

  • どこを目指してんのか?
  • で、結局なんなのか?

その内容がこの2つの質問に明確に答えられているのであれば、それは必要十分な内容であると言える。要するに「スタート地点」と「ゴール地点」だけはっきりさせればいいということだ。これがはっきりしないものが、いわゆる「ぐだぐだ」と言われるものになる。「中間」のことなんてだれも気にしていない、説明したところでどうせだれも覚えていないだろう。

結局、成果物だけが物を言うんだから、どうでもいいことに時間をかけずに成果物で勝負するべき。ぐだぐだ言ってないで成果物を出せよ、ということだ。おれはこの成果物も出さずに延々とぐだぐだ言い続ける類の人間が本当に苦手だ。成果物で勝負できないからぐだぐだ言い続けるんだろうけど、そんなのに関わっても時間の無駄でしかない。恐ろしいのは、おれ自身もそうなりかけているときがあることだ。それに気付いたときは、成果物に向かって可能な限り全力疾走するようにしている。

ちなみにその成果物に対してもこの2つの質問は有効だ。それに答えられていない成果物もまた、「ぐだぐだ」と言われることになる。これ、アニメでよく見かけるわ。