サーバ用 PC を新調した

2016-08-28   gadget 

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かれこれ 6年以上常時起動しているテレビ録画用サーバー PC が先日、限界に達した。帰省時に不安なのでシャットダウンしていたのだが、帰ってきて電源を入れてみたら起動しない。OS が立ち上がって直後にブルーバックを連発する、温まってきた頃にブルーバックが収まる。原因はよくわからないが電源周りが寿命なんだと思う。

電源だけ買い替えるのもあれなので、いっそのこと全部組み直すことにした。6年以上も使ってたんだから全部寿命だ。前回はサーバ用 PC とメイン PC を違う構成で組んだが、今回はほぼ同じ構成にすることにした。次回、メイン PC をほぼ同じ構成で新調する。これならハードウェアのノウハウを共有できるし (まあそんな大げさな話でもないと思うが・・・)、なにより今回組んだ実績があるので、次回のメイン PC を組む段階で余計なトラブルに遭遇する確率が低くなる。

規格統一万歳。

ハードウェア構成

ゲーマーでもスペック厨でもないので、それなりの性能で手頃な価格であればそれでよい。なので今回は以下のような構成になった。

こんな感じだ。外見上、大きく進化したと感じたのは SSD だ。非常にコンパクトな上に、M.2 インターフェースでマザーボードに直挿しできるようになったのは非常にありがたい、もうケーブルいらない。

加えて CPU クーラーの取り付けが随分楽になったという印象。昔は固くて非常に苦労したが、今のやつはそんなに力も入れずにピンを押し込んで終わり。まだ改善の余地はあるが、昔よりはぜんぜん良くなっている。

電源周りのインターフェースは相変わらず汚い。マザーボードに何本電源ケーブル挿させるんだよ。ただ今回はコンパクトな SFX 電源を採用したので、それには満足している、小さいし静かだ。

OS インストール

OS は Windows をなるべく使いたくないという理由で Ubuntu にした、CentOS はもう使いたくないので却下。

今回は OS が Windows ではなく Ubuntu な上に、M.2 の SSD という未知の構成だったので、問題なく起動できるか不安だったが、特にこれといったトラブルもなく普通にインストールおよび起動できた。

OS のインストールには DVD ドライブがないので USB メモリを使用した。予め Windows 上で Universal USB Installer を使用して Ubuntu の ISO イメージからインストール用 USB メモリを作成しておいた。USB メモリ作成から OS インストールまで特にエラーは発生しなかった。

インストール自体は問題なかったが、インストール後にアップデートを実行しようとすると、なぜかうまくアップデートできない。プログレスバーが 100% まで進んで、そのままインストール前の状態に戻る。エラーも表示されないし、何が原因なのかまったく検討もつかなかったが、とりあえず IPv6 を無効にしてみたら問題なく動作するようになった。こんな調子じゃいつまでたっても IPv6 を使えるようにならないと思うけど大丈夫なのかね。とりあえず動いてるのでよしとした。

感想

やっぱ新しい PC はいい、すばらしい。あとは最低 5年間は問題なく動作してくれることを祈るばかりだ。