ペットボトル飲料はゴミが増えるので、特別な理由がない限り買わない。飲み終わった後のゴミがかさばるし、ゴミの分別もめんどくさい。そのため、ドリンク類を買うときは、なるべく紙パック飲料を選ぶようにしている。紙パックならつぶしてコンパクトに捨てられるし。ペットボトルもつぶせることはつぶせるが、紙パックみたいにはいかない。
ここ最近は暑い日が続いていたので、コンビニで売ってる 1,000ml の紙パック飲料に長いストローを挿して飲んでいた。それで気づいたのだが、でかいボトルにストローが最強の飲料容器の形態なのではないだろうか。
電子機器であふれたテーブルの上に、口がでかでかと開いたタンブラーを置いておくのは、プレッシャーが大きすぎる。以前、ココアが入ったマグカップをぶちまけたことがあって、このときは本当に肝を冷やした。幸い被害は小さかったが、あれがもしキーボードや iPad にぶちまけられていたら目も当てられない。
フェイルセーフを考慮すると、やはりストロー付きボトルが望ましい。ストロー付きボトルなら、倒したとしても漏れることは漏れるだろうが、被害は最小限に食い止められる。ふたを開け閉めするやつにすればもっと安全ではあるが、そんなのめんどくさくてやってられない。経験上、ちょっとでもめんどくさいと感じるものは、絶対に続けられない。
加えてストロー付きボトルは、大容量容器でも飲みやすいというメリットもある。
以上を考慮し、おれが主に自宅で使用するための飲料容器に求める条件は以下の 3つ。
- 真空断熱ステンレスボトル (結露しない)
- 蓋とストロー付き (倒れても被害が少ない)
- 大容量 (少なすぎるのは NG)
あと、できれば THERMOS 製品であればベスト。THERMOS 製品ならどこでも売っているので、交換パーツの入手も容易だ。
おれが求める条件にぴったりの製品はあったのだが、今回は購入を見送った。
サーモス 水筒 真空断熱ストローボトル 0.5L ステンレスブラック FFI-500 SBK
サーモス 真空断熱ストローボトル FFQ-600 600ml Sブラック(FFQ-600-SBK)
理由は別の方法を選択したためだ。うちに以前使っていた THERMOS の水筒があるのだが、容量が 500ml とそれなりの大きさがあるせいで、職場にウォーターサーバーが設置されてからは、邪魔くさくて持ち歩かなくなっていた。
サーモス 水筒 ステンレススリムボトル 500ml ステンレスブラック FFM-500 SBK
実はこの水筒を、ストロー付き水筒として使えることに気がついた。この水筒の飲み口の部分の穴が、コンビニでもらえる長いストローにぴったり合うサイズになっている。
要するに、ストローだけ買って、この水筒に挿して使えばいい。
デフォルトでストロー付きのやつに比べて、ストロー自体を使い捨てできるこっちの方が衛生面でも安心だ。それにぴったりなストローも Amazon で 250本 600円程度で購入できる。まさにコンビニでもらえるストローと同じやつだ。
消耗品が増えるのは不本意だが、そこら辺はトレードオフなので受け入れる。
先週あたりからずっとこれを使ってるけど、非常に快適だ。実際、普通のタンブラーはもう使わなくなった。人によっては、普段はこれを持ち歩いて、家にいるときはストローを挿して使う、みたいなことも可能だろう。タンブラーも必要なくなるし、実に経済的ではないか。