前にも似たような記事を書いたが、配線周りで困ってる人をネットで結構見かけるのと、ここら辺のベストプラクティスがぜんせん紹介されていない気がするので、自分がたどり着いたベストプラクティスを紹介しておく。
配線改善の手順
- 配線を必要とする機器を減らせないか検討する
- マルチディスプレイを 4K 50インチに 1台に集約する
- その USB 機器は本当に必要?
- それなくてもいけるんじゃない?
- それは 2018年にやることなのか再考する
- 他の機器で代用できない?
- それなくてもいけるんじゃない?
- 可能な限り無線化する
- 配線をどうこうするより、無線化こそが絶対的な正解
なので、
- 廃棄
- 無線化
- 配線整理
の順番で行うとよい。
不正解だと思うこと
- ワイヤーネットに括り付ける
- 結構メジャーな配線整理方法
- これ、やめたほうがいい
- ホコリが付いたときに掃除しにくい
- 今回に限ったことではなく、掃除しにくいというのは最大のデメリット
- 「掃除しにくいのは、なにかが間違っている」と考えたほうがよい
- 見た目がダサい
- たとえ見えにくい場所だとしても
- ちらっと見えただけでもあれはうんざりする
- ホコリが付いたときに掃除しにくい
- デスク天板の裏から吊り下げたワイヤートレイみたいなのに載せる
- これも同じ理由でだめ
- 外から配線が見える時点で汚い
たどり着いた結論
- 配線は外から見えないようにしない限りなにをどうしても汚い
- だからこそ無線化が絶対的な正解
- 無線化が無理なとこは配線ダクトとケーブルボックスを使う
- 徹底的に見えなくしろ
配線ダクトを使え
- PC デスク使ってる人は配線ダクトは必須
ケーブルのみ入れられるタイプ
- 幅 140cm のタイプ
- 幅 160cm の PC デスクに使ってるけど特に問題はない
- うちは PC デスクを壁に付けて使っている
- 大体の人は壁に付けて使ってるはず
- 壁側にこれを付けている
- スピーカーケーブル
- モニタの HDMI と電源ケーブル
- を中に入れている
電源タップごと入れられるタイプ
- 電源タップごと入れたい人はこっち
- 壁側に取り付けるとモニタの下にこれがある状態になるはず
- なので頻繁に電源タップにアクセスする人にはちょっとつらいかも
- 後述する幅 80cm タイプを PC デスク横に付けるのもあり
- 上記写真は幅 140cm タイプ
- 120cm タイプとかもある
- デスクのサイズに合わせて買う
- Garage 配線整理 配線ダクト 120cmタイプ YY-CDCT12 白
- 80cm タイプを 2個並べて使うと 160cm になる
ケーブルボックスを使え
- 配線ダクトが使えない場所の話
- 電源タップは必ずケーブルボックスに入れる
- ルーターを収納するやつとかもけっこう使える
- とにかく配線周りが見えないようにする
配線ダクト外のケーブル
ケーブルスリーブでまとめる
- ケーブル全体を配線ダクト内に収めることはできない
- 外に出るケーブルは必ずある
- 外に出ているケーブルは、ケーブルスリーブでまとめる
- ファスナーで簡単にまとめられる
- 一般的な巻き付けて使うやつに比べて扱いやすい
- これ安いし使いやすいけど、においがきつい・・・
- 洗濯してから使ったほうがいいかも
- しばらく使ってたら取れるだろう
細いケーブルを使う
- ケーブルを買うときは、必ず細いケーブルを買うようにしている
- 細いケーブルを使うだけでもだいぶ違う
Hanwha スリム 4.2mm HDMIケーブル 3m UMA-HDMI30T
エレコム アンテナケーブル F型端子 ネジ-ネジ型 3m 2.5C スリムタイプ AV-ATNN30BK
用途にあった長さのケーブルを使う
- 機器間が 2m なら 2m のケーブルを使う
- 無駄に長いケーブルを使わない
- 長すぎると余った分をまとめる必要が出てくる
- それは無駄にケーブルを増やしているのと変わらない
タグを付ける
パンドウイット 旗型タイプナイロン結束バンド ナチュラル PLM1M-C
- あとになって「やっておけばよかった」と後悔した
- テレビに繋いでいる HDMI ケーブルが、どの機器のものかわからない
- 電源タップにつないでいる電源コードが、どの機器のものかわからない
- 100本入りのタグ付き結束バンドを常備しておく
- 必ずケーブルの両端にタグを付けるようにする
配線ダクトで電源ステーションを作る
Garage 配線整理 配線ダクト 80cmタイプ YY-CDCT08 白
-
先日、配線ダクト 80cm タイプを PC デスク横に取り付けた
-
別に壁側である対面に取り付けないといけないなんてことはないって気づいた
- ケーブル入れてるだけならいいけど
- 対面はモニタもあるしアクセスしづらい
- 電源タップとか USB 充電器を入れて頻繁にアクセスするのには向かない
- PC デスクの左右どちらかに取り付けるとアクセスしやすい
- 左右両方に付けてもいい
- 片方を小物入れにしてもいい
- 電源タップを入れられるくらいなので、そこそこの容量がある
-
電源タップを入れて PC デスク周りの電源を集約する
- ノート PC の AC アダプタとか
-
USB 充電器もここに入れた
- 充電ステーションをデスクに増設するイメージ
- マルチポートの USB 充電器を入れて充電ステーションを作る
- USB 充電器自体の電力はこの中にある電源タップから取る
- 余計なコードを外に出さない
- これめちゃくちゃいい
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ついでに内部 (ダクトの蓋の穴の真下に当たる、ダクト内部の壁部分) にケーブルホルダーを貼り付けておく
-
これ付けておくと内部で USB ケーブルが行方不明にならないので便利
今回新規に購入した配線ダクトについて
Garage 配線整理 配線ダクト 80cmタイプ YY-CDCT08 白
- これ、作りもしっかりしててすごくよかった
- スチール製だからマグネットも使える
- これ使ってヘッドホン引っ掛けてる
ENERMAX マグネット式ヘッドセットホルダー EHB001
- これ使ってヘッドホン引っ掛けてる
- 蓋が思ってたよりも厚かった
- 2cm 弱ある
- クランプ部もけっこう厚い
- 5mm くらい
- 厚いのは丈夫だってことで納得した
- 壁側も今回買った 80cm タイプ 2個にしておけばよかったかも
- 配線のみのタイプに比べてコンパクトさにかけるから躊躇した
- まあ気にするほどでもなかったかな
- これから買う人には規格統一の意味でも全部この電源タップも入れられるタイプにするのがおすすめ
余談
- うちはネットとかゲームとか音楽鑑賞とかもろもろを PC デスクで完結するようにしている
- DIY してゲーム機とか DAC を PC デスクの脚の部分に収納できるようにしてある
- つまり収納や配線を PC デスクに集約してある
- ゲーム機や DAC を収納できるようになってすごいすっきりした
- PS4、Nintendo Switch、DAC の 3台だけだけど
- 3台だけでも集約できるとこんなにすっきりするのかと思った
結論
配線ダクト使え。