鉄則に従え

2018-11-11   life  society  management 

エンジニアみたいな人種が特にそうなのかはよくわからないが、「無駄な理屈をこねくり回して、鉄則や原理原則、ベストプラクティスといったものをことごとく無視した挙げ句、結果的に壊滅的な失敗を招いている」人をよく見かける。おれ自身もそういった経験が多々あるし、おそらく多くの人がこれをやらかしている。

その「こねくり回した理屈」が正しければいいのだが、残念ながら「われわれ風情の理屈には、鉄則や原理原則をねじ曲げるほどの力などない」のが現実だ。

「身の程を知るべき」というのがおれのポリシーのひとつであるが、鉄則を無視するような「身の程知らずな理屈」をこねくり回す人たちは、自分と向き合えていない状態にある。自分と向き合えていないから、身の程も知れない。身の程を知れないから、理屈をこねくり回して鉄則を無視して壊滅的な結果を招く。

「こねくり回す理屈」が本当に「理屈」ならまだいいのだが、問題なのはそれが「鉄則に従わないための言い訳」でしかないことだ。「同じ轍を踏むまで理解できない問題」は、このこととリンクしている気がする。「同じ轍を踏む」というのは、「鉄則や原理原則を言い訳じみた理屈で無視した結果」ということだ。

そんなことを考えた結果、最近のおれのポリシーは「鉄則に従え」である。理屈をこねくり回している場面に出くわすたびにこれを主張している。

おれが特に強く意識している鉄則は以下の 3つ。

  1. Done is better than perfect
    • 速やかに 0 を 1 にする
  2. KISS (Keep it simple, stupid)
  3. Fail Fast
    • すばやく失敗する
    • 可能な限り前の工程で失敗するようにする
      • リリース前の失敗の被害<<<<<<越えられない壁<リリース後の失敗の被害



無駄な理屈をこねくり回していることに気づいたら、すぐさま鉄則を思い出すべき。言い訳じみた理屈を鉄則で排除しよう。