6年ぶりに Kindle を買い替えた

2018-08-28   gadget  物欲 

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使っていた Kindle があまりにも遅すぎて、なんでこんなに遅いんだろうと思っていたけど、そもそも使ってた Kindle Paperwhite が 6年前に購入したやつだった。裏のラバーが劣化して若干ベタついてきているのもあるし、いい加減買い換えることにした。

iPad vs Kindle

もともと Kindle が読書のメイン端末だったのだが、そのあまりの遅さにいらいらして、いつからか iPad がメインの読書端末になっていた。だが、最近になってまた Kindle がメイン端末に戻りつつある。

  1. iPad は誘惑が多すぎて集中力がないおれにはきつい
  2. 目を酷使しすぎているため、少しでも目の負担を軽くしたい (ほんとに負担が軽くなるかは不明だが)
  3. iPad Pro は重い
  4. 片手で持ちたい

が、その主な理由だ。

新しく購入したのは、以前から目をつけていた『Kindle Oasis』だ。これ防水なので風呂でも使えるし、なにより薄くて軽い。

スペック

購入したモデルのスペックは以下のとおり。

  • 32GB
  • Wi-Fi のみ
  • キャンペーン情報なし

一番重視したのは 32GB モデルであること。旧Kindle ではマンガが自動ダウンロードされていちいち容量不足になってストレスが半端なかったので、大容量モデルにすることでそもそもそのストレスが発生しないようにした。容量を節約するのも手だけど、その作業自体がストレスなので、大容量モデルの一択である。

加えて無料3G 付きが理想だったけど、それだと 4万円を超えるのであきらめた。家でダウンロードして使えばいいだけだから、別にマストな機能でもない。

キャンペーン情報付きだと 2千円安くなるけど、そのデータを受信する分のバッテリー消費が (たとえ微量であれ) 嫌だったのでやめた。どんな感じでキャンペーン情報が表示されるのか調べてみたけど、無粋すぎて受け入れられなかったのもでかい。

おれとしては**「32GB、Wi-Fi のみ、キャンペーン情報なし」がベター**という結論だ。ちなみにこの構成だと 34,980円になる。

使った感想

届いてから早速使ってるけど、旧モデルとは雲泥の差だ。それでも電子ペーパーだから遅いことは遅いけど、旧モデルのような大きなストレスは感じない。遅すぎて iPad に戻るなんてことはもうなさそう。

ページめくりの物理ボタンもとても使いやすい。最初、押したときのポチっというクリック音が耳障りだったけど、しばらく使ったら慣れて気にならなくなった。デフォルト設定で、上のボタンが進むボタンになっているけど、これは受け入れられなかったので設定で逆にした。

本体裏がアルミに変更されているのもすばらしい。ラバーだのラバーコーティングだのはほんとにだめ、あれがいいのは最初だけ。すぐに劣化してだめになるのは目に見えているし、実際に旧モデルはそうなっていた。

肝心の電子ペーパーの質に関しては、非常にすばらしいのひとこと。旧モデルのときは、Kindle でマンガを読むのは不可能だと思っていたけど、Kindle Oasis では普通にマンガが読める。画質もページ切り替えの速度も申し分ない。

価格に関して

ただ、「これに 3万円オーバーの価格はどうなの?」という気持ちは、正直なところなきにしもあらず。実際、おれの周りの人の反応も、「これに 3万?」みたいな感じだった。おれもその気持はわかる。

現状、防水で電子ペーパーの Kindle 端末は代替案がないので、価格の面は妥協せざるを得ない。今後この Kindle がメインの読書端末になってくれそうなので、まあいいかなと思っている。使い倒して元を取る方向で考えるほうが建設的だ

おれとしては、「3万5千円ほどの出費になったけど、買い替えて大正解」だった。

保護フィルム

Gosento Kindle Oasis 2017 フィルム 2.5Dラウンドエッジ加工 日本旭硝子
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液晶画面にはガラス製の保護フィルムを貼るのがおれの中の鉄則だが (Kindle は液晶じゃなくて電子ペーパーだけど)、今回は見送っている。

Kindle Oasis は画面が物理ボタンの部分を除いて完全にフラットで美しいのと、マットな質感で映り込みも少なく非常に見やすい。それらを台無しにしてまでガラスフィルムを貼る価値があるかどうかは疑わしい。

ただ、傷ついたら終わりなので、貼るかどうかはもう少し考えてみる。

スリーブ

BUTEFO Kindle Case
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前の Kindle はぜんぜん持ち歩かなかったけど、今後は積極的に持ち歩いていきたいので、スリーブも購入した。本体に装着するタイプのカバーは、無駄に重くでかくなるだけなのでやめた。風呂で使うときに外さないといけないし。なので、持ち歩くときだけ保護してくれればそれでいい。

これ、たったの千円だったけど、しっかりとした作りでサイズも質感もまったく問題なかった。コスパがいいっていうのは、こういう製品のことを言うのだろう。ただ安いだけの安物とはぜんぜん違った。


せっかく高い買い物をしたのに使わないともったいないので、毎日持ち歩くようにしている。休憩時間や隙間の時間に読書するようにしているので、積読が減ることを期待したい。