経緯
50インチ 4K テレビ 1台に、
- PC
- PS4
- Nintendo Switch
を全部集約して切り替えながらやってきたけど、切り替えが面倒になってきたので、物理的にモニターを増やすことにした。PC 画面は常時表示していたいので、そもそも切り替えたくない。
ただ、「モニターを増やすのは本当に最後の手段であるべき」で、おれの理想としては、
- PC 画面を常時表示しつつ
- Picture-in-Picture (PiP) 的な感じで
- PC 以外の機器の映像を PC 画面内に表示する
のがベストだ。この方法をずっと模索してきたのだが、結局いい方法が見つからなかった。結果、「あきらめる」という結論に至ったわけだ。
「PC 画面内にゲーム機の映像を映し出す方法」はいくつかあるのだが、どれも決め手に欠けた。
- Windows で PS4 リモートプレイ
- 遅延がある
- 本体がすぐそこにあるのにわざわざ遅延がある方法を選ぶのが賢いか疑問
- キャプチャーボード経由で PC 画面内に表示する
- 遅延がある
- 実際に買って試してみたけど地味に面倒だった
- ソフトウェアがいまいちだった (元々そういう用途のものではないし)
- しかも速攻で壊れた
- 2つの HDMI 入力を合成して Picture-in-Picture を実現するデバイスを使う
- あまり調べてないけどあるっぽい
- たぶん遅延がある
- 配線周りがまた煩雑になる
- 電源コードも増えるだろうし
最終的に「あきらめてモニターを増やした方がベター」ということになった。
購入したモニター
どうせ増やすなら、「50インチ 4K テレビのデュアルディスプレイ」にしたかったけど、「それなりの液晶テレビ」だと 20万円、2台 (今使ってるのがそろそろ買い替え時期だし、どうせやるなら 2台同じ機種で揃えたい) で 40万円+スタンド等で、合計 40万円強の出費になる。「切り替えが面倒」という目的のために、さすがにそこまでの無駄遣いはできないので、普通のゲーミングモニターにしておいた。
ASUSゲーミングモニター 27インチ VG278QR 0.5ms 165Hz スリムベゼル G-SYNC Compatible FreeSync HDMI DP DVI高さ調整 縦回転 3年保証
ASUS が 3万円程度でいい感じのを出していたので、それを即決した。リフレッシュレート 165Hz だったのが決め手。まあ、PS4 で使ったら全然意味ないけど。
購入したモニターアーム
もちろん直置きは場所を取るし、おれのポリシーに反するので、モニターアームも併せて購入した。変に冒険したくなかったので、無難にエルゴトロンにしておいた。
エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム ホワイト 45-490-216
使ってみた感想
実際に使ってみた感想は、「モニターもアームもいい感じ」だった。
HDMI、DisplayPort、DVI-D がそれぞれ 1つずつあるので、DisplayPort には PC を接続して 165Hz 試してみたけど、あまりのぬるっぬる加減に驚いた。ゲーマーがこぞってハイリフレッシュレートのモニターを求めるわけだ。これに慣れると 60Hz のモニターなんか使ってられなくなる。
概ね満足したけど、DVI-D なんか付けるくらいなら、HDMI ポートを一つ増やしてほしかったな。いまどき DVI-D ポートなんて誰が使ってんだよ。あと AC アダプターはほんとやめてほしい、邪魔すぎる。
実は初めてモニターアームを使ったけど、いい感じの位置にモニターを移動できるのが想像以上に快適だった。アーム自体もしっかりしたものなので、ぐらつきも無駄な緩さも皆無だ。さすがのエルゴトロンだった。
今後の課題
問題は配線周りだ。今回のこれでまた配線が増えたのと、HDMI が 1ポートしかないので、PS4 と Switch の切り替えが面倒な点だ。HDMI セレクターという手もあるけど、すぐに壊れるイメージしかないし、なにより HDMI セレクター自体が邪魔くさい。現状、Switch は変換アダプターを介して DVI-D に接続してるけど、これだと音が出ない。「Switch 本体のヘッドホン端子」→「モニターのライン入力」を試してみたけど、DVI-D 入力のときはライン入力が機能してないくさい (ここら辺はあとでよく調べないといけない)。だから DVI-D なんか付けないで、HDMI が 2系統あればよかったんだよな。たぶんこれもあきらめて HDMI セレクターを導入することになりそう。
HDMI 切替器 4K 60HZ hdmi Ver2.0 セレクター 1入力2出力/2入力1出力 双方向 HDCP 2.2
ちなみにおれの最終目標は、「50インチ 4K 液晶テレビを 3台で、壁掛けトリプルディスプレイ」だ。壁掛けなら 3台あっても邪魔にならないし、配線は壁裏配線にするので配線が増えることも大した問題にならない。これはいつか必ず実現したい。